トランスフォーマー用 6000×4000×5000平方乾燥炉

6000×4000×5000

変圧器真空乾燥装置

技術提案と見積

可変圧力真空乾燥装置は、ドイツの専門家 J. ムーア博士 (DR、MOLL) が提唱した乾燥原理に基づいて当社が製造しており、真空乾燥装置の設計と製造における当社の経験に基づいて開発されました。この装置は主に油浸変圧器、トランス、コンデンサーの本体の乾燥に使用され、従来の真空乾燥と比較して乾燥時間を 40 ～ 50% 短縮できます。信頼性の高い性能、高効率、省エネを備えたプロセス装置です。

会社の要件に従い、当社の可変圧力乾燥装置の設計仕様と組み合わせて、次の技術提案が作成されます。

• 機器の主な目的

この設備は、電圧レベルが 220KV 以下の変圧器またはその他の電気製品の乾燥処理に使用されます。乙は、製品処理のプロセス要件と品質要件を保証し、220KV、110KV、35KV の 3 つの電圧レベルに対するプロセス処理スキームと関連する制御手順を提供するものとします。

• 機器の主な技術的特徴

この機器セットには、次の技術的特徴があります。

1. 合理的な真空システム設計を備えており、十分な凝縮水が凝縮器から排出されるため、乾燥中に真空ポンプへの水質汚染を効果的に回避できます。

2. ロータリーベーン真空ポンプは環境に優しい真空ポンプを採用しており、無煙処理で直接室内に排出できます。

3. 加熱プロセス中、本体の異なる温度に応じて、自動圧力変更により真空タンク内の圧力が定期的に一定の値まで低下し、本体の断熱材内の水分の蒸発に最適な条件が作り出され、乾燥プロセスにおける水分の蒸発プロセスが適切な状態になります。

4. この装置は、可変圧力乾燥プロセスの調整を通じて、乾燥プロセスにおける鉄心の錆の問題を効果的に解決できます。

5. 設備の自動化レベルと製品の加工技術レベルは国内先進レベルに達し、加工製品の品質は業界の優秀製品レベルに達します。

6. この装置は生産と使用の安全性を確保できます。

三、機器の主な構成

1. 機器全体の主な構成は次のとおりです。

1.1 真空乾燥タンク1個

1.2 ドア開閉機構とポータルフレームのセット。

1.3 真空システム1セット

1.4 低温凝縮システム一式

1.5 暖房システム2セット

1.6 空気圧パイプラインシステム一式。

1.7 冷却水システム一式

1.8 油圧システム1セット

1.9 制御および測定システムのセット。

2、サイトの要件（当事者 A が提供）および当事者 A が提供する必要のある協力:

定格電力: 200kW、380V、50Hz、三相、電源は当事者Bの電気制御盤に接続されています。

冷却水：圧力＞0.1MPa、循環水タンク＞8m3。

設備床面積：7000×5000mm、ピット：7000×5000×長さ×幅×高さ450mm

圧縮空気: 0.4-0.6Mpa、消費量0.2m3/分

3、各システムの構成、構造要件、技術的パラメータ

3.1、真空乾燥タンク:

3.1.1 乾燥タンクの有効内寸は6000×4000×5000mm（縦×横×高さ）、横型、有効高さはタンク内の荷重支持台車からタンク上部の内壁までの高さを指し、タンクドアは電動でドアを開け、油圧でロックし、タンクドアは4000×5000mmの面開きで制御されます。

3.1.2 冷間時の限界真空度は≤50Pa、冷間時に真空タンクを100Paまで昇圧する時間は≤60分、無負荷冷間時の空気漏れ率は≤200Pa・L/S（測定範囲は50Pa～720Pa）とする。

3.1.3 タンクは4面の熱伝達オイル排出パイプによって加熱されます。

3.1.4 タンクの外側は断熱材としてロックウールを使用し、外装にはカラー鋼板を使用し、外表面の最高温度は周囲温度より25℃高くならないこと（国家基準による）。

3.1.5 タンクフランジシールリングは、耐高温性と長寿命を備えた特殊形状のシールリングで、有効寿命は2年以上です。長期間使用してもタンクフランジが変形することはありません。

3.1.6 5.8×3.8M、高さ≤0.35M、耐荷重50Tのトロリーを用意。トロリーは大型変圧器（100T、3支点）と真空タンク内の高温に耐えることができます。トロリーは電動牽引ヘッドで駆動され、タンクへの出入りに便利です。

3.2、ドア開閉機構とポータルフレーム

3.2.1、タンクドアは電気的に横に動かされてドアが開き、油圧でロックされ、各動作が所定の位置にあります。移動スイッチは保護のためにインターロックされています。

3.2.2、タンクドアトラバースガントリー、駆動減速機、伝達機構で構成されています。

3.3、真空システム

3.3.1、真空システムはSV-300+SV-300+SV-300（3台）で構成されています。ライボルトポンプ真空ポンプはZJP-600/ZJP-1200（計5台）で、システムの最大排気速度は1200L/Sです。真空システム（ポンプ、バルブを含む）は順次自動運転します。

3.3.2、真空システムのメインバルブは、信頼性が高く、忠実度の高い空気圧メインバルブでなければならず、システムには空気圧バルブ、電磁ベントバルブ、圧力センサー、真空パイプライン、およびさまざまな付属品も装備されていなければなりません。

3.3.3、タンクから抽出されたガスは、凝縮器によって冷却され、脱水されなければならない。

3.3.4、システム構成とインストール、操作とメンテナンスに便利です。

3.4、低温凝縮システム

3.4.1 1つの水平コンデンサーは、真空タンクから抽出されたガス水を凝縮するために使用され、真空を損なうことなく手動で排水する機能を備えています。

3.4.2 凝縮器の凝縮管には、優れた伝熱性能を有するステンレス鋼管を使用するものとする。

3.4.3 システムには低温水チラー（中山凱瑞）が装備されており、10℃の低温水を供給して凝縮器の良好な凝縮効果を確保します。

3.5、暖房システム2セット

3.5.1 この設備は電気加熱式で、2台あります。循環加熱媒体として熱媒油を使用します。総加熱電力は144kw（2台）で、温度制御精度は≤±3℃です。

3.5.2 システムは、電気加熱センター、高温パイプラインポンプ、フィルター、高温バルブ、圧力計、温度センサー、パイプラインおよび付属品で構成されています。機器範囲内のすべての加熱パイプラインは、SUS430ステンレス鋼板で覆われており、ロックウールパイプは断熱されています。

3.6、空気圧パイプラインシステム

3.6.1 機器の範囲内で空気圧バルブに空気供給を提供します。

3.6.2 システムは、0.2m3のエアコンプレッサー、空気源トリプレット、パイプライン、バルブなどで構成されています。

3.6.3 作動圧力0.4～0.6Mpa。

3.7、冷却水システム

3.7.1 真空システムは、空冷式チラー、圧力計、フィルター、バルブ、パイプラインで構成される独立した循環冷却水によって冷却されます。

3.7.2 冷却水システムは別途制御されており、冷却水圧力が不十分な場合はメイン制御システムで警報が発せられます。

3.8 油圧システム

3.8.1 タンクのドアをロックするために使用されます。

3.8.2 システムは油圧ステーション、4 組の油圧シリンダー、パイプライン、バルブなどで構成されています。

3.9、計測・制御システム（タッチスクリーン）

3.9.1 統合電気制御キャビネット。自動制御と手動操作の 2 つのモードが用意されています。

3.9.2 主な制御要素として、プログラマブルコントローラ+タッチスクリーンは可変圧力乾燥プロセスを実行でき、次の機能を備えています。

温度と真空の検出、表示、保存。

タッチスクリーンで工程フローチャートや各設備の動作状況を制御・表示します。

乾燥工程では、処理する製品の仕様に応じてプロセスパラメータを選択し、必要に応じてプロセスパラメータを変更します。

ポンプとバルブ間のインターロックと連動。

空気圧・水圧不足の警報装置を実現。

乾燥工程を自動で実行します。

乾燥終点を自動で判定します。

3.9.4 三菱プログラマブルコントローラ（三菱FXシリーズPLC）は、可変圧力乾燥プロセスの制御を自動的に完了できます。

3.9.5 真空測定にはデジタル真空計を使用するものとする。

3.9.6 温度制御にはYuguangデジタルディスプレイ温度コントローラ2セットが使用され、温度制御精度は±3℃です。

3.9.7 温度の主な制御要素としてソリッドステートリレーが採用されています。

3.9.8 その他の制御部品は、国内外の高品質ブランドの製品でなければなりません。

3.10、その他の技術要件

3.10.1、各システムおよびパイプラインの外面は異なる色でマークされています。

四、機器構成の見積明細リスト

五、機器構成一覧